Resonart:りそな銀行×FM802のアートプロジェクト


RESONARTいよいよ全国展開! 第11弾アーティストは“吉尾一 ”

りそな銀行カード 関西の人気FM局、FM802が手がけるアートプロジェクト「digmeout」と、りそな銀行がコラボレーションし、次々に若手実力派アーティストの作品を起用してきた「RESONART」カード。好評のうちに終えた第11弾ZAnPonデザインに続いて、全国で展開される第12弾のカードデザインを担当するのは、細部まで時代の空気を感じさせるファッショナブルなイラストを描く吉尾一。

Artist Profile

吉尾一
吉尾一(ヨシオハジメ)

1982年生まれ。奈良県大和郡山市在住。京都芸術デザイン専門学校卒業。同校のDMや広告などにイラストを提供するなど活動している。 悪戯っぽい目をした、ファッショナブルな女性のイラストが特徴。ヘアスタイルやコスチュームなども研究されていて、すぐ話題を集めそうなキャラクターだ。

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INTERVIEW REENAL 吉尾一

悪戯っぽい目をしたゴージャスな女性達が印象的です。昨年digmeoutオーディションを通過し、以降若干24歳ながら着実に活動の幅を広げる吉尾一さんに、今回はお話を伺ってみました。


このカードの絵はどういうイメージで描かれたんですか?
実はこの絵が出来上がるまでいろいろ大変だったんですよ。最初は結構ガチガチに「カード」っていうものにとらわれていて「カードに合うデザインを」って考えてたんです。トランプみたいなデザインとか。でもなんか違うなぁって思ってた。そしたら、digmeoutプロデューサーの谷口さんが「もう横長のカードに描くとか考えずに、おっきい絵を描くように考えてみたら」って言ってくれて。形にとらわれるなっていうことですよね。だからそう言われてからは、前に描いてた絵を見て「やっぱり何人かいたほうがいいなー」って思いついたり、人の言葉がきっかけになって「音楽やってた方がおもしろいかも」って考えたり。そうしながら今のデザインが出来上がっていきました。
このデザインのコンセプトみたいなものはありますか?
まずは、思いっきりゴージャスな感じに仕上げたかったっていうのはありますね。お金が貯まりそうでしょ(笑)。やっぱりカードなので財布に入れるじゃないですか。だから一日生活しているなかでもついつい取り出してちょっとの間でも見たくなるような、そんなデザインにしようって考えましたね。
それぞれの女の子には名前があるんですか?
それはないんですよ。キャラクター設定を設けるというよりは、もっとマネキンに近い人形的な感じですね。それぞれの服装とかを装飾的にしていくので、そのなかの人はニュートラルにしているんです。
いつ頃からこういう装飾的な女の子を描かれるようになったんですか?
京都芸術デザイン専門学校に行っていた頃なんですが、ぴあの表紙の及川正通さんの絵がめっちゃ好きだったんです。最初は及川さんの絵を真似しようとしたんですけど、全然真似ができなくていつのまにか自分の絵になっていってたんですね。そうやって描いてるうちに「もっともっと」って具合に装飾が過剰になっていった。で、それを「こんな絵を描いてるんだけど」って友達に見せたらすごく褒めてくれて。それ以前にもこういうのを可愛いなと思う感覚みたいなのはあったんですけど、それをそこまで表現してもいいのかなあ?ってのがあったんです。でもそれからは自由に描けるようになって、それでどんどん行こうって思いましたね。写真じゃないから、リアルさを求めているわけではないんです。だから、どんどん過剰になってる(笑)。それが描いていておもしろいというのもありますね。
もともと絵を描くことは好きだったんですか?
そうですね、実は僕父親の仕事の都合で幼稚園から小学校2年生の途中までサウジアラビアにいたんですよ。そのときに、やっぱり言葉がわからなかったからぬり絵とかお絵描ばっかりしてて。あと幼稚園でも塗り絵をしてたんですが、うまく出来たら星形シールを貼ってくれたんです。それを貼ってもらえるのがうれしくて、そのシール欲しさに頑張ったりしてたのを覚えてますね。その後は、日本に帰ってきてからは小中高と普通の学校に行って過ごして、高校卒業してからデザインの専門学校に入ったんです。
digmeoutのオーディションに合格したのはいつごろなんですか。
専門学校の最後の年でした。合格してからは、FM802の名刺デザインを藤田侑吾くんと一緒にやらせてもらったのを皮切りに、FM802主催のアートイベント「MINAMI GO! ROUND!」のビジュアル制作をしたり、京阪電鉄のクリスマスビジュアルを描いたりしました。京阪のお仕事をさせてもらったときは個展も初めて開きました。今年に入ってからは、2006年のdigmeoutアートブック「digmeout06」に参加して。これは、打ち合わせの時点では自分が表紙を務めるって話を聞かされてなかったからそれが分かったときはびっくりして相当うれしかったですね。で、その後digmeoutと日産自動車のコラボレーション「NISSAN×digmeout JAPAN TOUR」に選ばれて。そして今回の「RESONART」のお話をいただいたんです。
今回こうしてRESONARTに関わる以前は、REENALに対してどんなイメージを持たれていましたか?
もともとこのお話をいただく前は、「銀行のキャッシュカードのデザインをやったり、銀行でいろんな人のライブをしたり、水筒の活動などをやっているもの」っていうイメージくらいしか知らなかったから、「これってもっと大きいものなのかな?」って思いながらも、ぼんやりした感じでした。今回関わらせてもらうことになって初めて詳しいことを知ると、その志しとか思いのよるものにびっくりしてしまって「そんなところに僕が混ざらせてもらってもいいの!?」って思いましたね(笑)。でもせっかくこうやって関わりを持てて、一つの機会を与えてもらえたのだから、頑張りたい。REENALっていう仕組みは、いろんなものをつなげて新しいものを作るっていうものですよね。でもまずは今の僕としてできること、こうやってビジュアルを描くことで、これからももっと協力していけたらなって思います!