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第5弾をデザインしたアーティスト・川村淳平インタビュー

FM802のアートプロジェクト「digmeout」とコラボレーションし、次々と若手実力派アーティストの作品を起用してきた「RESONARTカード」も今回で第6弾と、すっかりお馴染みとなりました。今回カードデザインを担当したのは、大阪出身ながら現在東京で活躍中のちっち。女性の横顔が描かれたナチュラルなイラストレーションは、冬にぴったりな暖かな色が素敵です。ここでは、そんなちっちがアルバムジャケットを手掛けたノラオンナとのスペシャル対談をお送りします。場所は新宿御苑。平日の昼下がりにゆったりとお話を聞いてみました。

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CICCI ノラオンナ 1ST mini album“少し大人になりなさい”
CICCI

足達清香(ちっち)、ヨシダユキコ(サリー)の二人組ユニット「ちっち&サリー」で活動中。根底に「版表現」という共通項を持ち、制作自体は別々ながら、同時に展示した時の作品の一体感がおもしろい。GEISAI 02でイラストレーション誌、吉本興業のスカウト賞受賞。2003年、FM802ポスター制作、「digmeout 04」で特集。大阪・アメリカ村BIG STEPビジュアル制作。2004年、作詞家・松本隆が主宰するレーベル「風待レコード」のアーティスト「ノラオンナ」のCDジャケット制作。

OFFICIAL HP>> http://digmeout.net/cicci

INTERVIEW
CICCI ノラオンナ
今回のRESONARTカードデザインは、ノラオンナさんのCDジャケットに描かれた女性の横顔のようにも見えるんですが、そもそもお二人の出会いはどういうきっかけだったんですか?
ノラオンナ レコーディング中に、「ノラさんこれどう思う?」って、スタッフがちっちの絵を持ってきてくれたんですよ。彼らスタッフの間では、絵を見た瞬間に「この絵ノラオンナそのものだね」って感じだったらしくて、それで「どう思う?」って言われて、私も、あっいいなって。それでプロデューサーの松本隆(風待レコード)さんにも聞いてみたら「あ、これノラだね」って言われて(笑)。
CICCI はあ、そうやったんや。
ノラオンナ 私はその時点で初めてちっちの絵を見せてもらいました。
CICCI スタッフの人がdigmeoutを見てくれたんやんな。
ノラオンナ そんな流れだから、仕事でくっつけられたとかって意識じゃなくて、あくまでも作品が気に入って繋がったっていう。
ちっちさんは逆にノラオンナさんの曲を最初に聞いた印象はどうでしたか?
CICCI 絵の話をいただいて、ライブに初めて行った時、事前に詳しい事を何も聞いてなかったから、名前だけで想像して、なんかパンクバンドかなんかかなあと思って、それやったらちょっとあわへんしどうしようって思いながら行ってみたら、ライブはじまるなり暗いところでポロンポロンってウクレレ弾いて歌うから、うわぁ〜っよかった〜って(笑)。
じゃぁライブを観た途端にいい!って感じだったんですね。
CICCI そうですね。ただやっぱり最初のときは、仕事の話ということで行ってしまってるから、とにかく安心したって感じで、それよりその後一人で行くようになって、最初の時はあんまり感情移入出来ひんかったのが、一曲、死んだお父さんのことをむっちゃ思い出す歌があって泣きましたね(笑)。
それはどんな歌だったんですか?
CICCI 「♪海へ行って…」から始まる歌。多分ね、恋の別れの歌なんですけどね。とにかくのらさんは、自分の中から出てきたものをしっかりかみ砕いて消化して表現してる人やねんなあって思って。それはもう真似とかノリとかじゃなくて、純粋に凄いなって思った。だからノラさんは断然ライブがよくて、しかもみんなで行こうぜ!っていうんじゃなくて、一人でこっそり行くのがいい。多分一人の時のほうが、凄い素直に入ってくる。私は。
そんなノラオンナさんのライブが銀行で行われるんですよね。
ノラオンナ ライブをやらせていただくことは聞いてたんですけど、銀行でやるんだよっていうのを最近聞いて吃驚しましたね。楽しみです。
ライブは完全にウクレレ一本でやられるんですか?
ノラオンナ そうです。ウクレレ一本なんですよ。
PHOTO : masacova!
CICCI だからCD聞いて、ライブ聞きに行くと全然違うよね。私は断然ライブが好き。CDは凄い完成度が高いけど、あれはまた別物って感じがする。ぜひ、みんなにも聴いてほしい。
ノラオンナ でもウクレレ一本の背景にはストリングスやコンガがちゃんと聞こえてくると思いますよ。想像の余地をあえてのこしてる。それに私の本質はどちらもまったく一緒。自画自賛だけどこのアルバムは傑作です(笑) 。
ところで今日の撮影場所はお二人に決めていただいたんですが、どうして新宿御苑を選ばれたんですか?
CICCI 大学に入るために大阪から東京に出てきてもう7年だから、今はここ(新宿)がホームグラウンドだし、私、大阪に居たときも予備校の近くが万博公園で、よく行ってて、それで万博に似てるからよく来るんです。だから実は新宿とだけは決めてて、さっき2時間前からノラさんと会ってたんですけど、そこで「何処する?」って相談してたら、ノラさんもここって。
ノラオンナ そう、よく。新宿ゴールデン街で飲んで帰れなくなると夜中に…(笑)。
CICCI 都会のど真ん中とは思えへんほど空が抜けてて気持ちいい。
ノラオンナ ニューヨークのセントラルパークみたいだもんね。
ではお二人は普段からよく遊んだりされてるんですね。
CICCI はい。一緒に鍋とかもしますし。この間東京に台風が直撃したときも鍋したよね(笑)。今日は無理やろって言っててんけど、こんな日やからこそ面白いかもよみたいな話になって。
ノラオンナ 台風が一番ひどい時に私が買いだしに行った(笑)
それはどちらで?
CICCI ノラさんの家で。
ノラオンナ 私、服屋の2階に住んでて、そこの女店長と3人で。チビチビやりながらみたいな。
CICCI それで銭湯行ってそのまま泊まって、翌朝二人とも予定あったのを断って、なぜかだらだら部屋に居て、またその日の晩も鍋したよね(笑)。
居心地がいいんですね、二人でいると。二人を繋いでくれたスタッフさんには感謝ですね。きっと何かお互いに物作りに対する根本的な部分が通じているんだと思います。だから見てる人もしっくりくるんでしょうね。
ノラオンナ もちろん仕事なんだけどそれだけだったらつまんないよね。
CICCI 出来るだけ自然体でいたいね。
そんな自然体な感じが今回のチッチさんのRESONARTカードのデザインにはすごく溢れてるように思います。
CICCI なにかこの一年すごく固くなってしまってて。とにかく緊張して、お金を貰うからにはきちんと仕事せなって思いで。でも最近ふっ切れました。ほんまに自分が納得するものを描いていこうと。だからあの絵はふっきりたい、前進したいって気持ちが前面にでてるかも。じっくりやっていきます。今年はがんばるから。
ノラオンナ 今年ってあとちょっとなんだけど(笑)。
CICCI とにかく今ね、すごい心も身体も健やか。
いいですね。一番素敵なことですよ。
CICCI うん。幸せ。だってみんな幸せになればいいと思ってるもん(笑)。
このカードを持った人はみんな幸せになれますよ。きっと(笑)
CICCI だったら、いいなあ(笑)。
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